2008年 07月 20日
Lemon ++
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すずしく光つレモンを今日も置かう
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そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく白いあかるい死の床で
私の手からとつた一つのレモンを
智恵子はもとの智恵子となり
生涯の愛を一瞬にかたむけた
写真の前に挿した桜の花かげに
すずしく光つレモンを今日も置かう
-高村光太郎「智恵子抄」レモン哀歌より
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見わたすと、その檸檬の色彩はガチャガチャした色の階調をひっそりと
紡錘形の身体の中へ吸収してしまって、カーンと冴えかえっていた。
-梶井基次郎/檸檬 より
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酸っぱくて冷たくて適確な重さの
その美しい果物を
手のひらにのせる
投げる 受けとる
重みを感じて
ほっぺたにくっつける
温度を感じて
がぐわって
京都青蓮院の床に置いてみても
その紡錘形の小さな身体の中へ
周り一帯の空気を静かにきちんと
吸収していた檸檬のかたち、
色 ひかり。
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http://saaao.exblog.jp/7826489/#7826489_1
http://saaao.exblog.jp/7850535/#7850535_1
このときの写真です。 時間差ありすぎ ・・ ^^:
母校、五条、鴨川、 ↓と、ある風景。
その美しさを比べるなんて、滑稽なことだ」
*またまた間が空いてしまいました。
何をしてたかというと、、 日記また描きます^^ ♪
by saolog
| 2008-07-20 21:50
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