2008年 02月 05日
生きつづける。
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たとえばお花。
写真が生気を帯びたりする、
スポットライトを当てたとき、自らが輝きだす
写真て。
実物のお花が枯れても、そこに画像としての花の姿がのこるとか
そんな簡単な意味でなく、
“本当に”、“そこ”で、
花は命(いのち)をもって 生き続けているのだと
おそらく感覚や感情さえも抱えたままに
そんな
もしかしたら
当たり前だったかもしれないことに
今更気付いて はっとする
そしてこれも多分だけれど
被写体と自分は共鳴していく
“その瞬間(とき)”から 永遠に。
この写真を撮った去年の夏、正直私はどん底でした。
このお花が、空が雲がカマキリが、写真が、私にたくさんの
出逢いや、しあわせを運んできてくれた。 今も ずっと。
おばあちゃんちの裏の畑で、ファインダーを覗いているとき
シャッターを押す瞬間、自分は向こうがわの世界の一部だった。
降り注ぐ雪の中で、世界は雪で、自分自身がまるで上昇していくように
こぼれそうな満点の星空をずっと見ていて吸い込まれそうになるように
ファインダーから見える世界がお花だけならば、
自分は 花の 世界に いける
被写体にカメラに写真にもっとずっとたいせつに
すべてに愛をこめて。 ありがとうをこめて。
***
2/21(THU)~2/26(THE)
初めて グループ展というものに参加します。
企画こばやしかをるさん。
もう少し近くなったらここでもちゃんと告知します。
どきどきします。お越しいただけると、嬉しいです^^
是非遊びに来てください。お待ちしています。
by saolog
| 2008-02-05 05:55
| FLOWER お花・植物